オルステッドって、結局死んでしまうの?死なないなら、ヒトガミとの戦いに決着はついているのでしょうか。転生法やループとの関係も気になるところですよね。
結論からいうと、オルステッドは最終話まで、死亡せず生存して描かれます。
ヒトガミとの戦いも、最終話の時点では将来へ向けた目標として残ったままです。まずは、オルステッドが最後にどうなるのかから見ていきましょう。
無職転生オルステッドは死亡する?答えは生存

無職転生のオルステッドは、最終話まで死亡せず、生存して描かれます。
オルステッドは生存したまま物語が終了
作者公開WEB版第260話「最後の夢」は、老年のルーデウスの前に、オルステッドが生存した姿で現れる場面です。ルーデウスが語る夢の内容に、オルステッドは真剣な表情で頷きました。この場面のあとにも、オルステッドの死亡を示す描写はありません。
無職転生オルステッドの転生法とループとは?

オルステッドは、約2,000年前に転生法でこの世界へ来た古代龍族です。甲龍暦330年の冬を起点に、200年のループを繰り返してきました。
- 約2,000年前転生法で現代へ来る古代龍族のオルステッドは、転生法でこの世界に現れました。
- 甲龍暦330年の冬ループの起点に立つ中央大陸北部の名もない森が、ループの起点です。
- 起点から200年期限を迎えるこの200年のうちにヒトガミを殺せなければ、強制的に起点へ戻されます。
- 途中で死亡した場合記憶を保って起点へ戻る死亡しても、記憶を保ったまま同じ起点からやり直すことになります。
- 100回を超える反復経験を蓄積するオルステッドは100回以降の反復を数えておらず、何百回もの経験から歴史上の人物や出来事を見抜いています。
古代龍族が転生法で現代へ来た
作者公開WEB版第167話「説明」には、初代龍神が生み出した転生法の仕組みと、オルステッドがこの術で約2,000年前にこの世界へ来た経緯が語られる場面があります。転生法とは、魂を未来へ送り、条件に合う別の生命体を乗っ取って復活させる術。拒否反応を抑えるため、因子を通じて何世代もかけて魂に合う器を用意する工夫まで、凝らされていました。
ループは甲龍暦330年冬から200年続く
第187話「オルステッドの真実と王都の十日間」で描かれる起点は、甲龍暦330年の冬、中央大陸北部の名もない森。起点から200年のうちにヒトガミを殺せなければ、オルステッドは強制的に戻されます。途中で死亡した場合も、記憶を保ったまま同じ起点からやり直すことになるのです。
100回を超える反復で積んだ経験
同じ第187話で、オルステッドは反復の回数を100回以降数えていないと語りました。何百回ものループの経験から、歴史上の人物と出来事の条件まで見抜けるようになった、というわけです。一方、ヒトガミはループの記憶を持ち越しません。繰り返しの中で積み重ねた知識の差が、二人の立場を分けているのでしょう。
転生法とループの代償は魔力の回復が遅いこと
ループを支える秘術には、魔力の回復が極端に遅くなる代償があります。この代償は、嫌われる呪いとは別のものです。
秘術は、ヒトガミの目から逃れて記憶を保つ
作者公開WEB版第166話「呼び出し」と第187話には、ヒトガミの目から逃れて大まかな未来視を得る秘術の説明があります。死亡時を含めて記憶を保ったまま起点へ戻る仕組みも、この秘術の一部。
代償は、魔力の回復が約1,000倍遅くなること
オルステッドの説明では、通常なら10日程度で回復する魔力が、約1,000倍の時間をかけないと戻りません。ループのたびに力を使い切れば、次の戦いまでに回復が追い付かない、重い代償です。魔力の回復が遅いのは、嫌われる呪いのせいではありません。
無職転生オルステッドはヒトガミを倒せば死ねる?

ヒトガミを倒せばループが終わり、オルステッドは死ねるようになる可能性が高いと考えられます。
根拠は、次の三つです。
ループは、ヒトガミを倒せないと戻る
作者公開WEB版第187話「オルステッドの真実と王都の十日間」では、200年のうちにヒトガミを殺せなければ、オルステッドが起点へ戻ると語られます。途中で死亡しても記憶を保って起点へ戻るため、ヒトガミを倒せていない間は、死が終わりにならない仕組みと読めるでしょう。
ループはヒトガミとの戦いのためにある
ヒトガミは、最終話「死後の世界」でオルステッドの200年のループを把握していたと語ります。未来を視る力を持ちながら、オルステッドが関わる未来だけは正確に見えません(第175話「アスラ王国にいく前に」)。そのヒトガミがオルステッドのループを知っていた点から、ループは、見通せない相手との戦いのために積み重ねてきた手段の一つと読めるでしょう。
夢がかなえば、死ねる可能性が高まる
初代龍神はヒトガミに殺され、二代目以降の龍神は、ヒトガミを倒すために存在する立場。ループが戻るのは、ヒトガミを倒せない場合だけです。そのため、第260話「最後の夢」でルーデウスが語り、オルステッドが頷いた「ヒトガミ封印」の夢がかなえば、ループを続ける理由も消えると考えられます。戦う理由もループの理由も消えた時、ようやく死ねる日が来るのではないでしょうか。
別の役目が残る可能性も
一方、ループの終わる条件は、作中で語られていません。ヒトガミが倒れても別の役目が残る展開は、十分にありえるでしょう。それでも、生き続けてきた理由がヒトガミとの戦いにある以上、死亡の可能性が最も高まるのは、この戦いが終わる時。そう考えています。
無職転生オルステッドとヒトガミの戦いは決着した?

オルステッドとヒトガミの戦いは、最終話までに決着していません。ヒトガミを封印する場面は描かれず、夢の話として語られるだけなのです。
ヒトガミと戦う理由は初代龍神との因縁
作者公開WEB版第167話「説明」では、初代龍神がヒトガミに殺されたことも語られます。二代目以降の龍神は、ヒトガミを倒すために存在するとされ、初代龍神の息子であるオルステッドも、この因縁を受け継いでヒトガミと戦ってきました。
ヒトガミ封印は老年のルーデウスの夢
第260話「最後の夢」で、老年のルーデウスは、オルステッドがヒトガミに勝ち、ヒトガミが封印される夢を語ります。
「いい夢だな」
作者公開WEB版第260話「最後の夢」より
オルステッドは、この夢の話に真剣な表情で頷きました。封印は実現した場面ではなく、二人が語り合う将来の目標として登場します。
ルーデウスは自分の死後も戦いに備えた
第212話「喜んでいいんだ」でルーデウスは、ラプラスとの戦争に備えて仲間と組織を残し、オルステッドを支える構想を語りました。戦いは80年後か100年後になると見込まれ、ルーデウス自身は、その戦いの前に自分が寿命を迎える可能性も考えています。ヒトガミとの決着は、ルーデウス一代では終わらない、長い時間軸の課題だったのです。
最終決戦でもオルステッドは力を温存
第256話「闘神の脅威」の対闘神戦では、オルステッドが魔力を消耗しないよう判断する場面が描かれます。ルーデウスは、自分が死んだ場合に家族を任せる趣旨を、オルステッドに伝えました。
この判断からは、オルステッドが将来の戦いに備えて力を残している様子がうかがえます。家族を任せる相手に名前が挙がる点にも、二人の関係が表れた場面でした。
決戦のあともオルステッドは生存して活動
WEB版第259話「戦いの終わり」でも、オルステッドは戦いのあとも活動を続けています。この場面でルーデウスは、ラプラスとヒトガミに備えて温存していた魔力のおよそ半分を使ったと振り返りました。力を残しながら戦ってきた姿が、ここにもうかがえるでしょう。
まとめ|無職転生オルステッドは死亡する?

無職転生のオルステッドは、最終話まで死亡せず、生存した姿で描かれる人物。ヒトガミとの戦いは、将来の目標として語られたまま、物語は幕を閉じます。
将来の目標として語られた「いい夢」を、いつかオルステッド自身の手で実現させる日が来るのか。夢を聞いて真剣に頷いたオルステッドの表情の意味を、あらためて考えたくなる結末です。


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